おたくMk2

大体週４作品を見るようにレンタルしてますが、先日「正解のカド」を見終えてその次に・・ということで選んだ作品。
別段深い理由があるわけでもなく、ＳＮＳで連想ゲームやってた時に出てきたから「ああ、次はそれにしようか」と思っただけという。
あ、あと妖精さん好きなんですよ。「伯爵と妖精」とか、ああいうのも含め。

で、１巻は１－３話。
出だしはチセがエリアスに引き取られるところから。
経緯はともかく暗めの入り方ですね。端的に言うと「視える人」というところ。
主人公の在り方は違いますが、これは夏目友人帳あたりに近い感じでしょうか。
違うのは、夏目には藤原夫婦がいました。チセにはいませんでした。そういうことなのでしょう。

シルキーがあまりしゃべりませんが美人さんで良いです。
エルフたちは伝承に近い出方ですね。トールキン以前って感じが。
魔術師と魔法使いは違う、という説明は・・
卓上ＲＰＧをたしなんできた身からするとＳＷ１的に「魔術師＝ソーサラー」「魔法使い＝シャーマン」あたりの理解。
杖が必要だったり、そういうのはドルイド的でしょうか。
でも２話で出てきてた道具は魔女っぽいですね・・いや、アセイミナイフとかでしたが。

エリアスが割と独特のしゃべり方。落ち着いてますが、少し突き放したような（あくまで私の印象）。
チセは誰かに必要とされたことがなく、孤独な少女。どう変わっていくのか、そこが見どころ？
周りのキャラクターは３話までのところいわゆる悪人ぽいのはいないようです。
妖精とのやり取りが主眼ではなくて、現代に生きる魔法使いが主体なのでそあたりどうなっていくのか。
でも３話のドラゴンのように胸に訴えてくるエピソードは良いですね。自然そのものと言える妖精たち、特殊な資質をもつチセ。

これからが楽しみな物語です。