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U96さんの日記

(Web全体に公開)

2012年
08月06日
17:53

ボードゲーム「パンツァー・グルッペ・グデーリアン」

 土日は、神戸のボードゲームサークル「AGW」の合宿でした。プレイしたゲームはアメリカのSPI社が雑誌付録として発表し、好評だったのでアヴァロンヒル社から発売された「パンツァー・グルッペ・グデーリアン」です。独ソ戦の序盤、モスクワ前面のスモレンスクを巡る作戦級ウォーゲームです。私は秋葉原で2万円の値がついたのを見たことがあります。
 特徴は、ドイツ軍は戦車、機械化歩兵が同じ師団同士を重ねると攻撃力、防禦力が2倍になること。戦車・機械化歩兵・騎兵は1ターン中2回移動できること(2回目の移動はオーバーラン以外戦闘ができません)。そしてオーバーランです(ソ連軍も可能です)。それは全兵科が戦闘力を半分にすることで、移動中に敵を攻撃でき、しかも移動力が残っている限り何回も攻撃可能なものです。
 一方、ソ連軍はアントライドシステムと言われ、出てきた駒が移動力以外分からないようになっていて、戦闘になれば裏返されて強さが判明するようになっております。
 おそらくはうまくやれば、史実のドイツ軍が見せた電撃的な進撃(敵戦線を突破して、大軍を包囲して殲滅すること)が再現可能なのではないかと思いました。
 今般、私がドイツ軍を担当しました。地図の西の端は森林が多い(ソ連軍にとって防禦力が2倍になります)ので、私は北側から迂回してソ連軍の背後に回り込もうとしましたが、相手プレイヤーから「プレイをやり直してください!西の端にあるドイツ軍の補給源をソ連軍に占領されますよ」と警告されてしまいました。
 ドイツ軍も戦線を張って、平攻めになりました。可能な限り、敵戦線の弱そうな所に戦力を集中させました。プレイを見ていた方から「第3ターンがドイツ軍の勝負時ですよ!大増援がくるのですから」と言われました。
 私は第3ターンになれば、オーバーランを連発して敵を殲滅できるのではないかと思っていたのですが、しかし、さいの目の運に恵まれず、相互損害を連発してしまいました。結局、戦闘力が半分になるのを恐れて、オーバーランを使うタイミングがつかめませんでした。
 …残念ながら相手プレイヤーの都合でプレイは打ち切りになりました。全12ターン中8ターンまでプレイできました。見ていた方から「このペースではドイツ軍の勝利得点50点は無理だな」と言われました。50点稼ぐには小都市を10占領しなければなりません。
 このゲームはまだまだ研究が必要だと思いました。

コメント

2012年
08月06日
22:48

こういうボードゲームは、初見でのプレイはなかなか難しいですね。
ある程度ルールとノウハウを知ってからが本番かと。

2012年
08月07日
00:45

2: U96

>たかたかさん
ぐずづずしていると、ソ連軍は増援で戦線を強化してしまいます。ためらうことなくオーバーランを仕掛けるべきでした。

2012年
08月07日
01:11

たしかに電撃戦のコツは、いかに兵力をうまく使い潰すかですね。
わたし思うに、ウォーゲームの面白いところは、プレイヤー同士が対等の条件にないことにありますね……。これも面白そうです。

2012年
08月07日
07:30

4: U96

>ちはやさん
ソ連軍は東の端と連絡線が引け、司令部から4ヘックス以内にいると補給範囲になります。高等テクニックとして、司令部を潰し、補給切れにして防御力が半減したら、二次移動でオーバーランを仕掛けることが考えられます。

…確かに本物の戦争も敵国同士が対等の条件にないですね。相手の予想していない時に、予想していない場所で攻撃しないと戦争になりません。

2012年
08月07日
19:27

5: 退会済ユーザー

この日記読んでたら、俺も装甲集団を指揮したいとか、思ってきたので、デジタルの世界で遊んできますね。セガ・サターンあたりの大戦略でもひっぱり出してきましょうかね。

2012年
08月07日
19:44

6: U96

>さかぐちさん
私もプレイステーション用の「パンツァー・フロント」あたりを引っ張り出してきましょうかね♪