<FMシアター>
『1848』(全15回)
人が渡れない橋、あまたの色を持ち、大地から天へと延びるもの
【NHK FM】
2021年8月16日(月)~8月20日(金) 午後9時15分~午後9時30分(1-5回)
2021年8月23日(月)~8月27日(金) 午後9時15分~午後9時30分(6-10回)
2021年8月30日(月)~9月3日(金) 午後9時15分~午後9時30分(11-15回)
この番組は聞き逃し配信対応です。
※配信期間は放送から1週間
【出演者】
真彩希帆 海宝直人 霧矢大夢 野々すみ花
石川禅 中河内雅貴 入野自由 石橋徹郎
桜咲彩花 山本郁子 水野ゆふ 大滝寛
清水明彦 井内勇希 梶原航 横山賀三
井手柚花
【作】並木陽
【音楽】日高哲英
【スタッフ】
演出:藤井靖
技術:大塚茂夫 林晃広
音響効果:太田岳二
【あらすじ】
舞台は19世紀半ば、ハンガリー。この騎馬民族を祖とする勇猛な国も東のオスマン帝国、次いで西のオーストリアのハプスブルク家の支配を受け、既に長い時が過ぎていた。大平原の只中に住む貴族の娘ユリシュカ(真彩希帆)は、昔話や歴史に材をとった物語を書くことを秘かな楽しみにしている。兄のカーロイ(海宝直人)は、若くして西欧に倣った先進的な農場経営を志す俊才。近代化に立ち遅れたハンガリーが抱える矛盾の中、やがて兄妹は1848年の革命の大きな渦に巻きこまれていく……。ユリシュカに色濃い影響を与えるカルニナリス夫人(霧矢大夢)、旅回り一座の女優マルギット(野々すみ花)ら、多彩な人間模様とともに織りなす歴史ロマン。
【余談】
並木陽さんの新作!去年8月の悠久のアンダルス以来ですから、ほぼ一年ぶりですね。今回はハンガリーが舞台。「諸国民の春」をどう描いていくのか。楽しみです。
<特集オーディオドラマ>
『鐘を鳴らす子供たち』(前・後編)
あの頃、僕らが鳴らした鐘は、今、どこで響いているのだろう
【NHK FM】
2021年8月14日(土) 午後10時~午後11時(前編)
2021年8月21日(土) 午後10時~午後11時(後編)
この番組は聞き逃し配信対応です。
※配信期間は放送から1週間
【出演者】
山崎智史 柴崎楓雅 田代輝 齋藤さくら
野口かおる 児島功一 古河耕史 中村真知子
りきまる 丸山澪 横山芽生 寺嶋慎太朗
辻晴仁 櫻井瑶 齋藤優聖 福長里恩
川村瑠泉 三本采香 田中悠愛 安生悠璃菜
中太佑 共田すず ブレイク・クロフォード
平松來馬 朝倉伸二 陰山泰
NHK東京児童合唱団
【原作】古内一絵
【脚色】池谷雅夫
【音楽】堀口純香
【スタッフ】
演出:吉田浩樹
技術:山賀勉
音響効果:野村知成
時代考証:大森洋平
【あらすじ】
戦後日本の復興と歩んだラジオドラマ『鐘の鳴る丘』をモチーフに、教科書に墨を塗らされた子供たちと、戦争への後悔に苛まれた大人たちが、力を合わせ生きていく物語。
東京・練馬区にある小学校6年生の良仁(よしひと)は突如、NHKのラジオドラマ『鐘の鳴る丘』に出演することになる。演じるのは当時、社会問題化していた浮浪児の役。脚本家の菊井には戦意高揚劇を書いた思い出から二度と戦争を起こしてはならないという強い思いがあった。良仁は級友の実秋(さねあき)と懸命にその役作りに挑むが、慰問に訪れた戦災孤児たちの施設「明日の家」で「お前たちの芝居は嘘っぱちだ!」と言われ、その衝撃から実秋の声が出なくなる……。
【余談】
今年もやってきたこの季節。やはり記録と記憶に挑んでる感じがします。戦争を実体験している日本人が数少なくなる中、誰もが肯定する「戦争は良くない」をいかにして自分たちに引き寄せるのか。今回はいわゆる「駅の子」を扱い、子どもにも聞いてほしい思いを強く感じます。
コメント
07月30日
06:32
1: がとん (餓豚)
教科書に墨かぁ・・・
逆に今は大人がどれだけ隠してもスマホ一つで全部暴かれちゃいますしね・・・
07月30日
22:11
2: 闇従(あんじゅ)
>>がとん (餓豚)さん
当時は色々価値観がひっくり返った状況でしたしね。。
このところ闇が深すぎてどうなんだみたいな出来事が多いような。闇から闇にならなくなったことそのものは喜ぶべきなのでしょうけど。難しい世の中になったものです。
08月01日
14:54
3: あおねこ
どの話も面白そうです
08月04日
13:03
4: 闇従(あんじゅ)
>>あおねこさん
オーディオドラマ、夏は聞く人も増えると考えてるのか力作揃えてくる印象があります。今年も良作の予感。