31日に観に行ったとはいえ、観客が私と家族連れ1組(4人)だったのでちょっと寂しい。
周防組な作品。主演は成田凌、黒島結菜ほか。
「活動弁士」を題材に、日本の映画受容を描く(?)
のと、ロマンスな味付けも。
断片的とはいえ本編以外に登場する無声映画も新規で撮り起こし。
弁士の逸話はたくさん残ってますが当時の劇場事情、特に施設面などはほとんど文献もない中でかなりの試行錯誤をしたとか。
映写技師がくるくる回して、カラカラと音がする(金曜ロードショー2代目オープニングのあれ)
場面解説を弁士がしゃべる。これがまた人によって同じ作品なのに中身が違うという・・映画そのものが新しい文化でエネルギッシュだったというべきでしょうか。にしても割と無茶ですけど、まあ
奇しくもちょいと前に観た『エセルとアーネスト』でもデートでサイレント観に行くシーンありましたが、あっちはイギリスなのでもちろんちゃんとサイレント。
日本で弁士解説のつく形になったのは・・なんか色々経緯はあったようですが。
落語とか講談とか「情景も含めて聞かせる芸能」が浸透してたのはあるそうで。
主演の黒島結菜(アシガールで主演)が可愛い。
周防監督が撮りたいもの撮ってるんだなぁと感じた一作でした。
コメント
01月02日
21:28
1: がとん (餓豚)
31日は裏番組的な存在で紅白や笑ってはいけないがありますから。。。
01月03日
07:57
2: 闇従(あんじゅ)
>> がとん (餓豚)さん
えうー。そうですねよね・・
あと、観るにしてもわざわざ私の行ったメルパには行かない・・もっと大きい箱に行くでしょうし・・
なお我が家は「第52回年忘れにっぽんの歌」でした。あの手の歌が落ち着きます。ほぼ唄のラインナップは変わらないのですけど。石川さゆりさんの声がいつもより伸びがなかった気がするのは残念・・