台風が過ぎた後で観に行きました。
パンフも買いましたよ。
・・観客は私ともう一人で2人しかいませんでしたが。
スターリンの大きな影響のもとにあった東側での一幕。
「密告者」がそこかしこに作られ、相互が監視しあう社会、人はどれだけ信じあうことができたのだろうか‥
そう思わざるを得ないです。
パッと見だとヴィクトルがズーラを受け止めきれてないという風にも見えますが、
お互いがお互いのためにと行動したことが不信を呼ぶという何とも悲しい展開でした。
華やかにも見えるマズレク舞踊団。
でも、文化・芸術に深く口を出す全体主義的な政権の下で何かが違っていったようにも感じました。
それにしても、ラストは悲しい・・それしかなかったのだろうかと、
いやそれでも2人を取り巻く環境は想像を絶するものとなっていたのは間違いないのでしょうね・・