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闇従(あんじゅ)さんの日記

(Web全体に公開)

2020年
08月30日
00:09

【視聴】仮想郵便局(FMシアター)

返事を探すその場所で、わたしはわたしに巡り合う

【NHK FM】
2020年8月29日 午後10時~午後10時50分(全1回)
※配信期間は放送から1週間


【出演者】
上白石萌音 北村有起哉 富田靖子 柄本時生
橋本淳 中村栄子 武藤圭吾 DJ POCKY

【作】詩森ろば
【スタッフ】
制作統括:諏訪奏
技術:那須文多郎
音響効果:水谷明男
演出:小島東洋
(鹿児島局制作)

【あらすじ】
前園ことりは、長年の夢だった地元ラジオ局に就職し、人気番組のパーソナリティを担当にすることになった。宛名のない手紙同士をマッチングさせ、まるで問答歌のようにするその番組の名前は“仮想郵便局”。念願の仕事のはずなのに、まったくうまくいかず落ち込むことりに、ある日、一通の手紙が手渡される。それは、「終戦直前に特攻隊員として飛び立ち、戻ってこなかった恋人に宛てた女性の手紙」だった。鮮烈すぎるその手紙に返すべき言葉を探すうち、ことりは、1945年に迷いこむ。ちっぽけなものだと思いこみ、ないことにしてきた気持ちに、なかったことにされた気持ちに向き合うことり。鹿児島県の視聴者公募でよせられた手紙と鹿児島で広がる仮想郵便局をモチーフに生まれた、この夏だからこその物語。

【鹿児島放送局番組HP】
http://www.nhk.or.jp/kagoshima/yourstory/index.html

【余談・感想】
今日の放送でした。聞いてみてなかなか良かったです。
上白石萌音さんが良い演技してます。
毎年8月にはこうしたオーディオドラマ作品群が放送されますけど良作多いと思います。
そうそう舞台は知覧ではないのです。そこもいい。
どういうところにも人の営みがあって、くらしがあった。
無かったことにしないためには記憶するだけでは不十分で。
手紙という題材。やはり『戦地からのラブレター』がまっさきに思い起こされました。
「自分の違和感を、話すことができますか?」
「平和とは何だろう」を考える材料の一つにもなる気がしますね。

コメント

2020年
08月30日
01:18

1: 恋刀

闇従師へ

こんばんは、失礼いたします。
お疲れ様で御座居ます。

なかった事にされてきた物語にあふれた現代だからこそ、痛切に感じられそうですね。

いつも 有り難う御座居ます
失礼いたしました。

2020年
08月31日
11:24

>>恋刀さん
過去にもあった、
今にもつながる、
そういう物語な気がします。

語られなくても、存在しなかったわけではない。
そんな思いや言葉はいつの時代にもある。
見えない相手にも思いを馳せられる、そんな想像の力を、信じてみたいものです。

2020年
09月10日
23:59

ネットで探してみようと思います

タイトルはかなりいいですね

2020年
09月12日
22:00

>>あおねこさん
聞いて損はない作品と思います。
記録がほとんど失われた万世飛行場が今、
記憶されている意味は大きいのだな・・と。
見つかることを願っております。