1942年に発表されたパルチザンを扱ったロシアの戦時歌謡です。舞台となったスモレンスクは1941年7月16日にドイツ軍に占領され、1943年9月25日に解放されました。
1.
おお我が霧よ、霧よ、
おお、故郷の森よ野よ!
パルチザンが出撃していった
敵のもとに向かって
2.
別れの時、英雄たちは言った
『良い報せを待っていてくれ』と
そしてスモレンスクの古道で
招かれざる客を迎えたのだ
3.
迎えたこの客に銃火を食らわせ
森で永遠の眠りにつかせた
我らの大いなる悲しみに、
熱き涙に報いるために
4.
あの時から、辺りではどこでも
悪党共は平穏を失くしたのだ
昼夜分かたず、パルチザンの嵐が
賊の頭上を吹き荒れる
5.
招かれざる他所者は逃げられもせず
我が家を見る事も無い
おお我が霧よ、霧よ、
おお、わが故郷の地よ!