ロシアの戦時歌謡です。1942年2月に発表されました。兵士たちにはマホルカといって、刻みたばこの葉が配給されました。それを新聞紙や辞書、電話帳を破って巻き上げました。唾液を糊代わりに貼り合わせる動作が劇中にもあります。
(和訳)
僕らの長い行軍や
敵との激しい戦いは
永く唄い継がれるだろう
この日々をいつか語らうのさ
砲火や焼け跡、戦友たち‥
いつかどこかで語らうのさ
僕は忘れない 歩兵暮らしを
懐かしい中隊を そして君を
さあ戦友 一服しよう
戦友 一本ずつ分け合って
解放したオデッサで歓迎され
黒海の星空を 取り戻した
栄えあるカホーフカ、ニコラエフを
解放した日々を思い出すだろう
ファシストどもを追い払ったら
愛する家族の許に戻り
ウクライナを西進した日々を
僕らはきっと思い出すさ