1973年に配備されて40年。長年活躍してきた戦闘機、F-4ファントムが、とうとう6月30日を最後に退役しました。
……ドイツ空軍の話ですが(^^;
ドイツ空軍で最後までファントムを運用していたのは、ヴィットムントハーフェン(Wittmundhafen)基地のJG71「リヒトホーフェン」。
第一次世界大戦の伝説的エース、マンフレート・フォン・リヒトホーフェンの名前を戴き、初代司令官は、あの第二次世界大戦のトップエース(撃墜数世界一)、エーリッヒ・ハルトマン(ストパンのエーリカ・ハルトマンのモデル)という伝統の戦闘機隊です。
ドイツ空軍の公式サイト。
http://www.luftwaffe.de/portal/a/luftwaffe/!ut/p/c4/04_SB...
ドイツで最初にF-104を受領した飛行隊でもあります。
ファントム引退ということで、さよなら企画「Pharewell Phantom」というスペシャルマーキング機と共に、歴代塗装を再現したファントムを登場させ、28・29の両日、ファンに公開しました。
本当なら、さよならは「Farewell」なんですが、Phantomに合わせてFをPhにしてるのがシャレてます。
こちらが引退記念のスペシャルマーキング機。
リヒトホーフェンの愛機、フォッカーDr.I(復元機)も登場。
28日のファンイベント「スポッターズデイ」の様子。
29日は、前日とはうって変わって好天でした。
デモフライトの派手さは、自衛隊もこれくらいやってくれれば……と思いますね(かつてはやってたんだけど、締め付けが厳しくなって……)。
自衛隊のファントムは、まだまだ飛び続けますよ!