おたくMk2

タグ : 日記

2013年
07月02日
10:33

店の立場と客の立場

こういう言葉があります。
『お客様は神様だ』

店というのは儲け度外視などという所もありますが、
それで生活する以上は「お金を集めること」が目的なのです。
ですからそのお金を落とすお客様は神様のように大事にしなければならない、
というのは、なるほど、納得のいく話です。

さて、それに対し客はどうでしょうか？
偉そうな客、無言の客、電話でしゃべってる客、金を投げる客、
つり銭をひったくるように受け取る客、店の前にゴミを捨てる客…などなど。
十人十色っていうぐらいですから多少無愛想であったりするのは仕方ないことですが、
どう考えたっておかしな言動をする客というのは相当な数がいます。

一般的に考えて、初対面の人にタメ口でしゃべることは普通ですか？
まぁそういう気風の職種ないし人種が集まる職があるのは分かりますが、
ではゴミを捨てるのはいかがなのでしょう？
ほんの数メートルのところにゴミ箱があるというのになぜポイ捨て？
店の裏に置いてあるケースを勝手に椅子代わりにする人。そして片づけない。
会計した商品を袋に詰めたら「袋なんか要らん」の一言。

ある意味レジ接客というのは人の本性が垣間見えるところなのかもしれません。
そもそも仕事で取引先のオフィスに行ってその前にゴミは捨てますか？
だされたお茶に「要らん」の一言が言えますか？と。

さて、長々と書いてきましたが、つまり私が言いたいのは、
『客は神様じゃねえから』
そういうことです。

最初に書いた言葉はあくまで店の持つ心構えみたいなもんです。
ですからそれを都合のいいように解釈して、
店で「買い物してやってる」と思うのはとんでもない間違い。
レジしてる人は自分が要らない責任負いたくないからへーこらしてるだけです。
だって人間ですもの。こっちは自動販売機じゃねえんだよっていう。