1月4日、米海軍で初めて女性の空母航空団(CVW)司令が誕生しました。
http://www.public.navy.mil/AIRFOR/CVW3/Pages/deputybio.as...
(まだこのページは2011年6月当時の内容になっており、肩書きは副司令になってます)
ニミッツ級空母ハリー・S・トルーマン(CVN-75)を中心とした空母打撃群の一角をなす空母航空団、CVW-3(地上の基地はバージニア州NASオセアナ)の司令に就任したのは、サラ・"Clutch”・ジョイナー大佐。
メリーランド州出身で、1989年に海軍大学を卒業し海軍入り。
パイロットとなった後はA-4Eスカイホークを経て、1997年からはF/A-18ホーネットの戦闘機パイロットとなりました。
イラク作戦等の実戦経験も豊富です。
かつては同じCVW-3に所属するVFA-105「ガンスリンガーズ」の飛行隊長(これも米海軍初の女性飛行隊長)を務め、F/A-18を飛ばしていたジョイナー大佐ですが、二児の母でもあります。
http://www.navy.mil/view_single.asp?id=44410
http://www.navy.mil/view_single.asp?id=59709
(ってか、マジで「ガンスリンガーガール」って言えるかも?)
これはジョイナー大佐が飛行隊長を務めていた頃のVFA-105のクルーズビデオ。当時は中佐でした。
ちなみに、旦那さんも戦闘機パイロットで、階級は中佐だそうです。
両方とも空母乗りだとすると、子育て大変そうですね。
アメリカでは空軍にも女性戦闘機パイロットがいて実戦に参加してますし、フランスではアクロバットチーム「パトルイユ・ド・フランス」の飛行隊長を女性が務めたケースまであります。
日本では、戦闘機操縦課程に女性が進むことがないので、女性の戦闘機パイロットが誕生するところから……ですね。