防衛庁全面協力の自衛隊情報誌「MAMOR」今月号に、識別帽のお話が出てました。
http://www.fusosha.co.jp/mamor/index.html
最新鋭の汎用護衛艦「あきづき（DD-115。通称「律子」）」のマスコットマークは、自衛隊としては異例の「潜水艦を抱えたネコ」。識別帽もこれをモチーフにしています。
「MAMOR」誌上では、その理由を「ネコは普段爪を隠していますが、狙った獲物は逃さないなどの特徴があり、これは護衛艦の特性に合致している」……などと説明されていましたが、実際は違います。
横須賀の関係者に聞いたところ、
「初代艦長（つまり今の艦長）が、大のネコ好きだったから」
……なのです(^^;
自衛隊の艦船にあるマスコットマークは、主に初代艦長（艤装員長）が決定する権限を持っているそうで、ルーツをたどると艦長の個性が見えて楽しいんですよ。
もし機会があったら、特に新鋭艦だとルーツが判りやすいので、訊いてみると面白いかもしれません。
（……なんか「ミリタリーへの招待」のネタをひとつ使ってしもーたような気がする……）
コメント
11月09日
04:47
1: 鉄砲蔵
官邸じゃないけど、僕も霞ヶ浦のマスコット「ひばり軍曹」なんていいデザインだなって思っています。
適当な刺繍工房などあれば作ってもらおうとも考えておりますが、今度横須賀にでも行ったら作ってもらおうかとも思っています。
霞ヶ浦に問い合わせたところ、この図柄は自衛官による考案で、コピーは構わないそうです。
11月09日
22:37
2: 咲村珠樹
>鉄砲蔵さん
この前霞ヶ浦でゲットした奴ですね(^^)
千葉地本のマスコットキャラは、職員のツテで、造形やってる友達に着ぐるみ作ってもらったそうです。
http://www.mod.go.jp/pco/chiba/mamoru.htm
これの作成を依頼した方（レンジャー資格持ち）は、現在古巣である、大宮駐屯地の中央即応集団・中央特殊武器防護隊 第103特殊武器防護隊に転属しています。