10月といえばドイツのビール祭り、オクトーバーフェスト。……という訳で、オクトーバーフェストで供される限定醸造のビール「フェストビア」を買ってきました。
オクトーバーフェストで特に有名なのがミュンヘン。この2本は、そのミュンヘンのオクトーバーフェストでの公式6大醸造所(ブルワリー)のビールです。
左側のイルルバッハーは、6大醸造所の中で最も小さな規模で、およそ500年に渡って家族経営を貫いている素朴なブルワリーです。
瓶もリターナブルなので、使い古された感がいいですね。
味は近頃の日本に於ける「クラフトビール(小規模醸造ビール)」的な感じで、軽い口当たりが多いゲストビアの中でも、麦っぽさがよく感じられる味わい。
こういうのを「モルト感」っていうんですかね。
右側のシュパーテンは、バイエルン時代から600年あまりの歴史を持つ醸造所。
デンマークのカールスバーグに、下面発酵の製法を教え、酵母まで提供したという太っ腹な側面もあるそうで。
こちらは軽い、いかにも「フェストビア」といった味わい。
イルルバッハーよりは日本のビール(ピルスナーというよりはラガー)に近い感じです。
この時期しか飲めないビールなので、季節感のあるビールですね。