おたくMk2

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　昨日は神戸のボードゲームサークル「AGW」の例会でした。今回プレイしたのは、独ソ戦の末期戦ウクライナの戦い「第三次ハリコフの戦い」をゲーム化した『オペレーション・スター』です。ソ連軍の攻勢「星作戦」とそれに対抗したドイツ軍のフォン・マンシュタイン将軍の「バックハンドブロー作戦」をゲーム化しています。1943年２月４日から３月21日を10ターンで戦います。
　基本システムは「パンツァー・グルッペ・グデーリアン」と同じで、戦車・機械化歩兵が１ターン中２度動け、しかも攻撃力を半分にすることで移動中に攻撃が可能で移動力が残っているかぎり、何度でも攻撃可能です。ドイツ軍得意の機動戦をうまく再現可能です。史実の「第三次ハリコフの戦い」は、フォン・マンシュタイン将軍がヒトラーのハリコフ死守命令を無視して、ハリコフを一旦、撤退し、戦線に穴が開いたのをソ連軍が突入してきたのをみて、戦車部隊を投入して、戦線を閉じ、包囲殲滅しました。
　今回、私がドイツ軍でプレイし、10ターン中５ターンまでプレイしてソ連軍が25点優位で終わりました。
　私が「もう降参です！」というと、サークルの先輩が「戦いはまだまだ分からないですよ！残り５ターンもあるのですから！あなたはドイツ軍の戦車軍団がみな無事に温存されているではないですか！歩兵で敵の補給を切り、防御力を半分に低下させてから、戦車で攻撃をかけるのです！ドイツ軍の勝利得点は敵の殲滅で入るのですよ！逆転は十分可能です！」と言われました。
　以前、私はこのゲームをソ連側でプレイして、鉄道で輸送されてくるドイツ軍戦車部隊にメタメタに蹂躙されました。同じことが今回、私にもできないかと思ったのですが、大増援が来る４ターンまでにドイツ軍の損害を出しすぎました。しかも最後はハリコフの死守のために戦車部隊は動かせない状況になりました。
　戦車は機動力が武器です。それが生かせなかったのが残念です。時間がもっとあったならば、状況も変わったかと思うのですが、会場の関係で終了になりました。またプレイしたいです。