近所の駿河屋でDVDを3980円で買いました。1979年の邦画です。
今、観終わったところです(149分)。
日本映画にしてはお金かけているなと思いました。
沢田研二(主人公役、30歳の時、この映画のために運転免許を取ったそうです。首都高でサバンナRX-7でのカーチェイスをみごとにこなしました。もちろんスタントマンも2人いて、首都高の料金は2人が出したそうです)、菅原文太(警部役)、池上季実子(ラジオパーソナリティー役)、西田敏行(サラ金の取り立て人)、水谷豊(警官役)が出演していました。
当時の物価や流行も分かって、興味深かったです。
警察署の豚汁定食が30円、日立製のエアコンが30万円で、街の劇場では、クリストファー・リーブ主演の「スーパーマン」が上映されていました。主人公は自宅でボブ・マーリーの音楽で踊っているし、自宅のテレビで「ウルトラマンレオ」を観ていました。
それにしてもサラ金で50万借りて作った原爆はどうなったのか分かりませんでした。
・・それにしても猫好きにはつらいかもしれないですね。(何匹も予備役はいたのですが)猫が倒れて死ぬシーンの撮影には、マタタビを使って、ハイスピード撮影し、スローモーションで、倒れていくように表現したそうです。
映像特典で監督の長谷川和男が交通刑務所に入っていたと言っておりました
このDVDは行きつけの楽器店の店長に献上したいと思います。
コメント
09月30日
19:33
1: 鉄砲蔵
その映画、僕も観ました。
プルトニウムを盗み出した原発の警備が妙に手薄の上、やけにあっさり諦めたなー、なんてくだらない突込みも入れていましたが。
09月30日
23:24
2: U96
実は、原発の施設は重要機密でして、ロケできませんでした。
そこでセットを作り、その中で撮影したそうです。
ヘリコプターのシーンは実際に菅原文太がヘリの脚のぶら下がって、空撮しました。