・・ウクライナは良質のガラス鉱脈が走っているので、ハリコフでライカコピー機、「フェド」が製造されました。作っているのは、孤児院の子供たちだったそうです。「FED」とは初代KGB議長、フェリックス・エドアルドビッチ・ジェルジェンスキーからとったそうです。
さて、ウクライナではニコンの互換機が製造されておりました。ニコンは「ウクライナ製ニコンマウントのレンズは使わないで下さい!」と公式サイトで言っております。何でも、ニコンのボディに付けて、はずれなくなることが続発したそうです。それらは、ニコンのサービスカウンターに持ち込まれ、困ったそうです。
・・現在、危ないレンズは製造番号が判明しており、ちゃんとした中古カメラ店では、心得ております。本場、ニコンにない、35mmF2とか魅力的だと思います。余談ですが、このレンズはM42(ペンタックス・スクリューマウント)マウントでも販売されました。
・・カメラ自体は大したことなく、シャッタースピードも500分の1までしかありません。内部機構はバルナックライカから進歩ないと思います・・