今、ソニーのミラーレスデジカメに変換アダプターをつけて、古い名レンズをつけて遊んでおります。
今般のレンズは西ドイツのカール・ツァイス・オーバーコッヘン(私は実力は認めるが嫌いなメーカーです)のマクロ・プラナー60mmF2.8AEです。かつて憧れのレンズでした。定価が12万8千円でした。フィルム・カメラの時代が終わり、私でも買えるようになりました。今、中古価格4万2千円ほどです。
このレンズは友人のカメラマンがブツ撮りに使っていました。彼は料理が美味しく写るレンズだといっておりました。ただし、黄色がかかっているそうです。ちなみに同ブランドからは、女性が美しく写るレンズもあります。
喫茶店で試し撮りをしてみました。基本的に絞りをF16まで絞らないとピントは合わないレンズです。デジカメの感度調節機能により、なんとか手振れせずに撮れました。
カメラメーカーはデジカメ用レンズとフィルムカメラ用レンズは設計思想が違うので、フィルムカメラ用レンズをつけると写りは悪くなると言っておりますが、引き伸ばさないと分からないでしょう。
コメント
09月06日
19:42
1: 鉄砲蔵
パソコン付属のソフトで明るさをいじってみました。さらに美味しく見えるかな?
09月06日
19:46
2: U96
>鉄砲蔵さん
おお!見違えました。ありがとうございます。
それはフォトショップですか?
09月06日
20:34
3: 鉄砲蔵
「フォト」というソフトです。パソコンに元々備わっていて、普通に画像データをクリックすると起動します。
これに明るさや色合いを調節する機能があります。
09月06日
21:23
4: U96
>鉄砲蔵さん
ありがとうございます。
私はウィンドウズ10ですが、調べてみます。
09月06日
21:53
5: 闇従(あんじゅ)
カールツァイスも東西分断と再統一で翻弄された会社でしたね・・企業的にはイエナが本流だったのに。
09月07日
04:03
6: TAKE
自分は料理撮影はもっぱらスマホですね~( ´゚д゚`)
09月07日
05:11
7: U96
>闇従(あんじゅ)さん
はい。1マルク入札されてしまいました。そして、オーバーコッヘンはイエナにレンズを作るなと言いました。西ドイツ人が東ドイツ人にどれだけひどい事をしたかは、リチャード・クー氏の「東ドイツカメラの全貌」に詳しいです。朝日ソノラマなので絶版ですが・・
09月07日
05:13
8: U96
>TAKEさん
スマホでこれだけ鮮明では、「俺は好きで不便を楽しんでいるのだ」と言ったのが、自信無くしてきました。
09月07日
22:30
9: 鉄砲蔵
楽しみというのは理屈ではなく、好みでしょうね。
草野球や草サッカーをやっている人に「なぜやっている?金にもならないのに?」という問いは愚問でしょう。
僕がクラッシックカメラをやっているのは、過去の技術を自分が使いこなせる、というゲーム感覚です。
09月08日
05:39
10: U96
>鉄砲蔵さん
おお!すばらしい。
初心にかえって出直します。
確か、まだ手回し計算機でレンズを設計していた頃が一番輝いていた時代だったのではないか?古いレンズを通して昔のナチス高官のカラー写真みたいなものを撮りたいという気持ちを忘れておりました。