ヤフオクで東ドイツのカメラ用レンズ、「パンカラー80mmF1.8」を買いました。カール・ツァイス・イエナ製です。ペンタックス(プラクチカ)スクリューマウントなので変換アダプターを介して、ソニーのミラーレス・デジカメ「α7」に取り付けています。
昔からあこがれのレンズでした。手にしてみると、そのコンパクトさに驚かされます。さすがは、経済アナリストのリチャード・クー氏が美術館での盗み撮りに愛用しただけはあります。尚、リチャード・クー氏は、ドイツ統一のとき、西ドイツのカール・ツァイス・オーバーコッヘンが東ドイツのカール・ツァイス・イエナを1マルク入札し、そして東ドイツ人をどれだけひどい目にあわせたかを告発しております。
ロシア製85mmF2「ジュピター9」は最短撮影距離が80センチなので猫のバストアップが撮れて、便利でしたが、もやのような二線ボケが気になりました。「パンカラー80mmF1.8」も最短撮影距離が80センチです。ついでながら、カール・ツァイス・オーバーコッヘンの「プラナー85mmF1.4」は最短撮影距離が1メートルで猫のバストアップは撮影不可能でした。毎日通勤時にカメラを担いで、職場近くの仲のいい地域猫を撮影したいと思っております。
病気で東京から神戸に戻って、6年間、古いレンズと最新のデジカメを組み合わせた生活は夢でした。
鉄砲蔵さんはライカを選びました。私はカール・ツァイス・イエナで行きます!!
https://news.mapcamera.com/mapsele.php?itemid=8871
コメント
08月18日
13:59
1: 闇従(あんじゅ)
カールツァイスで浮かぶのは・・プラネタリウムですねぇ。
keyの「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」で出てくる投影機器の愛称(というか勝手にゆめみがそう呼んでるだけですけれど)が「イエナさん」です。
カールツァイスイエナ製と思われます。モデルは明石市立天文科学館のUniversal23/3だあると言われてますね。
08月18日
14:05
2: あおねこ
古いレンズとデジカメの組み合わせはいろいろ考えてしまいますね
古いレンズの写り具合をデジカメがどう制御してしまうのか
考えると楽しいです
08月18日
16:24
3: U96
>闇従(あんじゅ)さん
はい。明石市立天文科学館はアニメ映画「プラネタリアン~星の人」のために取材に全面協力しました。そしてヒロイン役のすずきけいこさんの誕生日を天文科学館で祝いました。クイズ等の賞品はプラネタリウムの電球だったそうです。
08月18日
16:27
4: U96
>あおねこさん
このカメラには天体望遠鏡に装着しての使用に配慮したモードがあります。古いレンズを絞り込み測光するときは「レンズ無し時のレリーズ」のモードに切り替えます。