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三塚井遙さんの日記

(Web全体に公開)

タグ : 日記,アニメ

2014年
07月02日
02:24

2014年4月アニメ雑感その1

さて、4月アニメの感想の中で独立した記事を設けるくらいの長文になりそうもないことをつらつらと述べていこうと思います。

 今季一番のアニメは最終話の駆け足ぶりが足を引っ張るものの、極黒のブリュンヒルデ一択ですね。次点はブレイクブレイドとselecter infected wixossです。さらにその次に棺姫のチャイカ、それを一歩引いて劣等生が追う感じ、というのが私の順位です。


以下各アニメの感想。なお、ほぼすべてのアニメは5月になってから見始めたために設定を理解していなかった作品があることを断わっておきます。


・星刻の竜騎士
 まず見ていて最初に気になったのが、原作イラスト担当の人。この人、私は「かわいい女の子がモンスターや触手にぐっちょんげっちょんにされる内容のエロゲ」の絵ばっかり描いてる人だという認識でした。そのせいかヒロインたちの服の胸回りが乳袋ですごいことに。それと触手だったりヒロインの服が破れるシーンが多かった気が…。
 内容については、ラノベの異世界ものとしては月並みな内容だったんですが、あまり面白くもない代わりに「決定的な、視聴を放棄するようなつまらなさ」がなかった印象。なので「あんまりおもしろくもないな―」と思いながらも最後まで視聴していました。


・ブラックブレット
 「大きくなったらお兄ちゃんと結婚する」と言っていた幼女多数を爆弾テロで肉塊に変えた夢も希望もないアニメ。「名前のある登場人物をポンポン殺すとこういう作品になるんだ」と身をもって示すことでとお約束によって「死にそうな危機でも登場人物たちがなんだかんだで生還する」ことの重要性を教えてくれたアニメでもあります。
 また、色々な設定が現在の時代の流れ……アニメ評論が東浩紀から宇野常寛に移り変わったがゆえに象徴される現代作品の様々な特徴に正面からケンカを売った作品であることも印象的でした(一言で言うなら「ドラゴンボールとワンピース・ジョジョの違い」になります。)
 世界設定を飲み込むまでだいぶ時間がかかったのできちんと楽しめたのは終盤の数話だけでした。設定を理解するためにwikipediaを読めばよかったのにそれをしなかったのはやはりロリババアではないガチ幼女がヒロインだから私の心に訴えるものがなかったのでしょうか。でも、最終話まで見た感じ、今季のアニメで一番原作の小説を読みたくなったのは本作です。

ノーゲームノーライフ
  戦いのメインが頭脳戦…なんですがその割に某顎がとがった漫画のように緊張した雰囲気が伝わってくるシーンが全然なかったのが印象的でした。なんか主人公がいつも飄々としていて全てがその手のひらの上にあるような感じ。そのせいか「頭脳戦」という印象は受けず、主人公が無双する作品というのが私の感想です。


棺姫のチャイカ
 「池沼なヒロインを出して男性視聴者の庇護欲をそそる」という手法は…昔の私には効いたでしょうが経験値を積みすぎた私には効きません、あざとい印象を与えるだけですwチャイカは演技がイマイチな…舌足らずなしゃべり方をうまく魅力に変えられていないような印象を受けましたし。
 本作のいいところはやっぱりバトルです。一般的なファンタジー作品では日の目を見ないような武器が主人公たちの武器として動きます。いったい製作スタッフはどこでこういう武器の使い方を知ったのでしょうかと思います。後、主人公が「普通の高校生(笑)」な性格でなく、ちゃんと世界設定や物語を紡ぐ上でのことをきちんと配慮した人物であるのもこう印象でした。
 面白かったのですが、魅力の最大の点がバトルシーンのアニメだったせいか、原作小説を読みたいとはあまり感じられませんでした。



ソードアートオンライン 再放送
 再放送があったので見ました。
 途中から入った割にはすんなり話についていけました。
 やっぱり本来は妹が兄を好きになったら悩むんですよね…もう開始1時間でショタ弟を押し倒すロリババア姉(彼女たちの流儀)やら「レッツ背徳」(clover point)やら妹の復讐のために命を削る復讐鬼(鬼哭街)やら「兄のDTは妹で捨てるものだ」と豪語する妹(alcot作品に多数)やら「妹を守るのに理由がいるか!」(グリムガーデンの少女)やらに触れているとその辺の感覚が狂ってきますね。一応ましろ色シンフォニーの桜乃シナリオ(まじめに兄と妹がくっつくことで悩む)もやったんですけどなあ…。もしかして18禁と全年齢コンテンツの違いってじつは「妹の扱い」あるのではと新説を唱えてだしてみる。
本作の魅力は前の日記に書いたけど24話のすごーさんの子安の演技。自分が優位な間の自慢と変態行為の数々と優位が失われてからのヘタレぶり。もう子安の演技以外記憶に残ってないとか言っても許されるくらい他のシーンが印象にない。


 以上、その2に続く

コメント

2014年
07月09日
02:56

ノーゲームノーライフ見てました

捨て歩のエロさと暴走馬鹿っぷりと
空白のステフの扱いに笑ってしまいました

2014年
07月13日
03:58

>>メリッサさん

 うーん、ノゲノラ(と略すらしい)は完全に「チャイカの前座にテレビつけてただけ」って状態でしたねー。