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U96さんの日記

(Web全体に公開)

2022年
08月19日
06:53

ライカ1台になって人生やりなおす

 私に1台のライカがあります。1951年製の1台だけです(正確には東ドイツ製のカメラ用レンズをアダプターを介して付けたミラーレスデジカメもあります)。古いライカは不便です。即写性がない。だいたいがフレームを決めるファインダーとピントを合わせるファインダーが別々だなんて聞いたことが無い。まず、フレームを決めるファインダーを見て、構図を決める。次にピントを合わせるファインダーを見て、二重像を合致させ(三角測量の原理です)て、またフレームを決めるファインダーを見て、構図を再確認して、やっとシャッターです。まるで「サンダーバード」です。災害現場では、「はやく助けてくれ」の悲痛な叫びが響いているのに、トレーシー・アイランドの長男のスコットはゆっくりと足を動かさず、壁のどんでん返しで、シューターに送り込まれ、ゆっくりと滑り降りる。その先にサンダーバード1号の座席がやさしくスコットをうけとめるのです。そして、ゆっくりと回転しながら、床から制服を吊るしたハンガーがせり上がる。スコットがスイッチを入れると、ゆっくり、操縦桿がせり出す。サンダーバード1号がゆっくりと発射台で移動を始める。一方、バルコニーからは、庭のプールがゆっくりと、移動を始め、サンダーバード1号の威容が姿を現す。ロケットエンジンに点火し、ゆっくりとサンダーバード1号が宙を舞い上がる。バルコニーからサンダーバード1号の飛び立つ姿がよく見えます。一方で次男のバージルを載せたタラップがゆっくりと、サンダーバード2号に向かって延びてゆく、そして、ゆっくりとコンテナを選択しています。サンダーバード4号(潜水艇)を載せたコンテナがゆっくりとサンダーバード2号と合体します。すると、ゆっくりとゲートが開きます。サンダーバード2号がゆっくりと滑走路に誘導されていきます。滑走路をサンダーバード2号が通るとき、ヤシの木が倒れていきます。ゆっくりとジェットエンジン付近に煙を受け止める台が上ってきました。ジェットエンジンに点火です。話が横道にそれました。ライカにはどのカメラにもない魅力があります。まず、軍艦部がかっこいい、沈胴するレンズもいい、レンズの写りがやわらかい。これまでコンタックスRXにアダプターを介し東ドイツのカール・ツアイス・イエナのレンズを付けて、こっちのほうが本家といってみたり(コンタックスはカール・ツァイス・オーバーコッヘン)、またロシア製レンズをやはりアダプターを介して、コンタックスRXにつけて、猫を撮ったり(コンタックスのプラナー85mmf1,4は最短撮影距離が1メートルなので、猫のバストアップが撮れません)。どうも私は東欧のレンズと相性がいいようです。東ドイツのドレスデンは清い湧き水が豊富です(レンズを磨くには大量の水が必要)。ウクライナは良質のガラス鉱脈が走っています。キエフというカメラがほしいです。これは第2次大戦のドイツのカメラをソ連が生産設備をドイツ人技術者ごと持っていってしまい、何十年も作られたカメラです。おっといけませんね。目移りしては。私はライカ一筋です。♬流れとうとうと水豊かに飛び散るしぶき、花も光る。岸辺を歩む若者たち、明るい未来を語らいながら、希望に燃える。ああこころのふるさとよ。平壌我らの行く手に守る。モランボンのふもと花咲き乱れ、草青々と鳥は歌う。若き力国に捧げ、今日の幸せみんなで歌う希望に満ちて。ああ心のふるさとよ。平壌我らの行く手に守る。国も栄えよ。そびゆる街に。行く手におばむ道を。苦しみ乗り越え進む我ら。若きちからすべて捧げ希望に燃える。ああ心のふるさとよ。平壌われらのの行く手に守る。・・・北朝鮮の歌でした。