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U96さんの日記

(Web全体に公開)

2020年
10月28日
17:53

小麦色の娘

 第2次大戦のロシアの戦時歌謡です。ラテンの血の入ったモルドバ人の女の子をナンパしたら、女の子はパルチザンの勧誘員で、主人公は一晩悩んで、パルチザンに入ってしまうという内容です。国際法では軍服を着ていないものの戦闘行為を禁じており、捕まったら、問答無用で銃殺されます。



夏の明け方
松林を散歩していると
小麦色のモルダヴィア娘が
ぶどうを摘んでいた
美しい娘に 僕はひとめぼれ
思わず 声をかけて誘った
「暑くなる前に
川のほとりへ 行きませんか」


風にざわめく 楓の葉
僕の心は 君にざわめく
緑の楓 ざわめく楓
ゆれて散る 楓の葉よ




小麦色のモルダヴィア娘は
僕を見つめて こういった
「モルダヴィア・パルチザン部隊を
集めているところなの
故郷を守るため
敵とたたかっているのよ
さあ、あなたも
森のパルチザンへ!」

風にざわめく 楓の葉
楓の下で 見つめ合う僕ら
風にざわめく 楓の葉
ゆれて散る 楓の葉よ




小麦色のモルダヴィア娘は
小道をたどって 森の中へ
見送る僕は
立ち尽くすだけ
小麦色の娘を 忘れられず
夜まで悩み 考え抜いて
よし! 小麦色の娘に会おう
森のパルチザン部隊で!

風でざわめく楓の葉
素晴らしい若者よ、故郷よ
緑の楓 ざわめく楓
ゆれて散る 楓の葉よ

コメント

2020年
10月28日
20:18

1: RSC

まさか実話でしょうかね。

それはともかく、ロシア男も南方系の女性に弱いという事でしょうか…。

2020年
10月29日
18:42

2: U96

>RSCさん
どうでしょうね。でも黒い瞳に対する憧憬はロシア文学、歌謡、映画に繰り返し出てきます。

ちょっと怖い話を聞きました。このような歌が小学校の音楽の授業で歌われているようです。