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U96さんの日記

(Web全体に公開)

2014年
01月20日
20:56

ソ連製カメラ、メプロ・ゼニット

 貴方は知っているか?かつてダイエーでカメラが売られていた事を!その名も「メプロ・ゼニットE」。ソ連製カメラ「ゼニットE」と日本製レンズ「メプロコミナー55mmf2.8」の組み合わせの商品名です。
 それにしてもなぜレンズがソ連製「ヘリオス58mmf2」ではないのでしょう?レンズこそ、ソ連製光学機器の魅力だと思うのですが、この商品企画には首をかしげます。ちなみに「ヘリオス58mmf2」は戦前のドイツのカール・ツァイスのビオター58mmf2のコピーです。
 このカメラは半自動絞りすら内蔵されておりません。よって、ピントを合わせる時、レンズのリングを回して、絞り開放にします。そしてシャッターを切る時にリングを戻します。
 露出もマニュアルです。セレン式露出計が内蔵されており、露出計の針の位置にダイアルを回すと、適正な絞り値、シャッター速度が計算できます。
 シャッター速度は30分の1秒から500分の1秒までです。
 レンズマウントはM42ねじマウントですが、ペンタックスと比べ、バックフォーカスが長めです。よって、ペンタックスではミラーにレンズ後端がぶつかってしまうカール・ツァイスの「テッサー40mmf4.5」専用ボディとして愛用しました。
 今は壊れてしまいましたが、安カメラですので仕方ないかなと思います。

コメント

2014年
01月20日
22:55

ダイエーでゼニットを売ってた時代があったんですね。ちょっとおもしろい。

あ、テッサー40mmf4.5って、レアなものお持ちですね。

2014年
01月21日
19:23

2: U96

>ちはやさん
はい。テッサー40mmf4.5にも2種類ありまして、パンケーキ型と鏡胴の長いものがあります。鏡胴の長いものはより近接撮影に対応してのことでしょう。このタイプがミラーにぶつかるのです。