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三塚井遙さんの日記

(Web全体に公開)

タグ : 日記,声優

2013年
10月08日
01:35

昨日の日記で好きな声優を語って思ったこと

昨日の日記で私は自分の好きな認知度の明らかに低い声優について好き勝手語りました。そして予想通り、それなりの数の人が読んでくれたわけですが、コメントが全然つかず、日記を通してコミュニケーションを図るというSNSというものの本来の趣旨は全然満たせず、と相成りました。そんな日記を書いていて思ったことがあったのでそれをここで書こうと思います。二つあります。


 一つ目、やっぱり「声優の演技力」それ単体でを門外漢が語るというのは難しいということです。私は「長き修業の果てに北都南と神秘的合一体験を果たした」とか触れまわるくらい(至って真面目な発言です、私としては事実そのままを述べているのですから)昨日の日記で名前を挙げた声優たちが好きです。普段抱いているその想いを、その想いが生じた理由も含めて述べるだけ、と思って書き始めたのですが、それを字に起こしてみるとやっぱり他人が見たら全然足りない印象のシロモノになってしまっていますね。
 本当に「その声優そのもの」に魅力を感じているのであれば具体的な役に触れることなく「どんな演技をしたか」だけでその魅力を伝えられる…と思って具体的な声を当てたキャラクターに関する話は極力カットしましたが、今考えてみるとやっぱりその声優の魅力をキチンと語るという観点からは 具体的なキャラクターの魅力を述べるべきでしたなあと反省しています。 まあそれをしてしまうとさらなる大幅な字数の増加と、そのキャラクターが出ている作品についてのネタバレをしてしまうという別の問題がしょうじてしまうのですが。……ってどうせここの人はエロゲーマー少ないんだからネタバレについては遠慮しなくてよかったのではと、コメントが他人からつけてもらえない日記を書いてしまった今は思います。


 二つ目。やっぱり「書くことは考えること」なんだなあということです。
 昨日の日記の内容のようなことがなぜ私の脳内にあったかの理由一つは「北都南と青山ゆかりという絶対的な存在を別にしたら私の好きな声優って誰?その根拠は何?」って疑問がある日私に浮かんだからです。
 それで私は脳内で自分なりに好きな声優とその根拠を考えてみたんですね。そして「考え終わった、じゃ後は書くだけ」と思って昨日の日記を書いたわけなのですが、なんていうか書いて見直してみると本当に述べたいことと私が書いた文章から伝わるであろうこととのギャップを感じてそれを直すということが何度もありました。
 やっぱり書きながら整理していくということが思考を人に伝えるという観点からは必須なのだなあと思った次第です。

 このことは別の観点からも必須で今大絶賛卒論と格闘中なんですよ、私。んで今まで私、大学の課題って基本マーフィーの法則「締め切りまでの残り時間と人間のこなせる仕事量は反比例する」に基づいて、締め切り前日の徹夜で勢いに任せて乗り切るという方法で何とかしてきた(もちろん何を書くべきかはその前に脳内で色々思考錯誤してきた)んですね。んでもう卒論なんて対策挑むわけですからこれはさすがにまずいと。なにせ今県立図書館川崎、県立図書館桜木町、地元の市立図書館、大学の二つあるキャンパスそれぞれから借りてきた資料の本が合計30冊くらい家にある(これは後で述べる中間発表の準備のために今までに読んだものをかき集めたものが多数)んです。冷静に考えてこれらの内容を紙に書かずに脳内の黒板に書くだけで整理なんて不可能です。そんなのができるのは「脳内にテニスコート大の黒板がある」と言われた人類史上もっとも計算が速いフォンノイマンだけですよ。というわけでちゃんと下書きというかまとめ的なものをきちんと作ろうと思った次第です。



 以下少々専門的な話。
 来週卒論の中間発表なんですが、先週の中間発表が大学院受験予定の人二人だったんですね。
 そしたらその二人、片や西田幾多郎(京都大学の先生、日本の哲学の創始者)にはじまる近代日本思想の総括というでっかい代物でもう片方に至っては聞いたことのないユダヤ思想家をスピノザから始まりカントやらヘーゲルやら近代哲学思想をその思想家への影響という観点から総括…というこっちは先生から「みんな、この人の発表理解できた?」と言われてしまうような難解で高尚な発表をしやがりました。正直リアル大学院生ももうちょっと俗っぽいことを研究してると思います、といえるような内容。

 …私大学院受けないとはいえ、「こんな内容をこんなレベルで大丈夫か?」と言いたくなるようなシロモノを発表しそうで不安でしょうがないです;;。私の発表の相方も基本「研究対象への情熱であらゆる問題はカバー」というタイプなので発表の高尚さに引いていました。