♪ワイフ貰って嬉しかったが
いつも出てくるおかずがコロッケー
きょうもコロッケー あすもコロッケー
これじゃ年がら年中コロッケー
アハハッハ アハハッハ こりゃおかしい
大正六年、帝国劇場で上演された笑劇「ドッチャダンネ」のなかの西洋小唄として歌われ、大流行しました。起源はベルギーあたりらしいです。
『フィッシュコロケット』(明治四十一年)
材料 魚肉、塩、胡椒、馬鈴薯、パン粉、麦粉、卵。
先ヅ魚ヲ一度「ロース」トシ骨及ビ皮ヲ去リ肉ヲ細カニシ塩、胡椒ニテ味ヲ付ケ別ニ馬鈴薯ヲ「ボイロ」ニシ裏漉ニカケタルモノニテ肉ヲ包ミ適宜ノ形トシ麦粉ヲ付ケ卵ヲ付ケ、パン粉ヲ付ケテ「フライパン」ニ「ヘット(牛脂)」ヲ八分目程沸騰セシメ之ヲ煤グベシ 煤色ハ茶褐色ヲヨシトス 付合ハ「パセリ」「フライポテート」等適ス
『ビーフコロケット』
材料 牛肉、塩、胡椒、馬鈴薯、パン粉、麦粉、卵。
此ノ調理法ハ前と同法ナレバ略ス 唯異ナルハ魚肉ノ代リニ牛肉ヲ「ミンチ」トナシ「フライパン」ニテ煎リテ使用スルノ差ナリ 此時ニハ玉葱及麦粉少許ヲ混ズルヲヨシトス
陸軍でもコロッケを兵食に取り入れましたが、「油揚肉饅頭」と呼んでいました。
コメント
02月07日
18:38
1: ゆうじ
可愛い歌だなー…と思ったら二番が悲しすぎるw
陸軍のコロッケを海軍のカレーライスに乗せたら最強だと思うのであります。
02月07日
18:42
2: ぐらちゃん改
コロッケにワロタw
02月07日
19:11
3: U96
>ゆうじさん
いらっしゃいませ!
陸軍のレシピも明日にでもUPしますね♪
02月07日
19:13
4: U96
>ぐらちゃん改さん
母がよく歌っていたので私もこの唄はよく存じております。2番は初めて知りました。
02月07日
19:15
5: やまとしマン
コロッケ、美味しいですよね♪
話は変わってしまい恐縮ですが、芸人のコロッケも個人的には好印象です(照)
02月07日
19:20
6: U96
>やまとしマンさん
私もコロッケ好きです。
海軍ではスコッチエッグもコロッケの分類でした。
02月07日
23:30
7: かにくり
近所のスーパーでひとつ18円のコロッケが売っています。
大助かりですw
02月08日
10:05
8: U96
>かにくりさん
18円とはびっくりです!
大正6年の時点ではまだ一般的ではありませんでした。上流階級の唄と思われます。
02月08日
23:35
9: META
コロッケカの作り方というと
キテレツ大百科ですね。
コロッケはお惣菜の定番で
惣菜コーナーに絶対ありますよね。
食べたくなってきた……。
02月09日
09:14
10: U96
>METAさん
それは「お料理行進曲」ですね。2番はナポリタンです。
実は大正時代のコロッケのレシピも出てきて、その方がわかり易かったのですが気分を出すために明治時代のものを選びました。