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U96さんの日記

(Web全体に公開)

2012年
10月10日
06:02

飛燕

ダイムラーベンツDB-601型水冷エンジンのライセンス生産分(兵庫県明石市で生産)を搭載しましたが、エンジン不調に悩まされました。

コメント

2012年
10月10日
11:50

調布の飛行244戦隊の話(適切な整備兵の育成がなされ、優秀な稼働率を誇った)をひくまでもなく、適切な整備マニュアルが作成されていなかったのも大きかったようです。
ドイツでもデリケートなエンジン(Bfー109はお嬢さん、Fwー190は馬車馬)という評価だったようですし、製造過程で精度を妥協した国産では、更に手間がかかったことでしょう。

毎度のごとく、同じDB601でも、川崎ハー40(陸軍向け)と愛知時計計器のアツタ(海軍向け)では、細かい仕様が異なり、スワップができませんでした。
これにより、エンジン(性能向上型のハー140)生産遅滞で機体だけが完成したキー61ーIIにアツタが取り付けられず、後の五式戦(キー100)誕生につながる訳ですが……(-ω-;

ただ、主翼を通し桁にした構造は機体の丈夫さを生み、急降下に関しては優秀だったようですね。
設計した土井さんの慧眼でしょう。

乗員の証言によれば、ループ(宙返り)に関しては緩慢だという評価ですが、これはエンジン性能によるものか、軽快な九七戦や一式戦を比較対象にしたせいなのか……。
飛行可能な機体が失われた(調布で接収され、テストに供されたものが日本に返還されたが、適切に管理されず飛べなくなった)ので、実際のところは判らずじまいですが……。

2012年
10月10日
17:05

244戦隊の体当たり戦法はものすごいですよね。
この部隊の活躍が無かったら、もっと多くの日本人が殺されていたことでしょう。

2012年
10月10日
17:56

3: U96

>咲村珠樹さん
ダイムラーベンツDB601はニッケルなど希少金属をたくさん必要としました。それを代替金属でなんとかしようとしたのから、いやな予感がしますよね。ベアリングの精度の悪さからくる軸受け部のオイル漏れは有名ですが、ベアリングは巨大な石臼のようなものがあれば、できるのです。それすら無かったのですね…

2012年
10月10日
17:57

4: U96

>半木 糺 さん
偉大なる英霊に敬礼であります!

2012年
10月10日
22:04

5: 退会済ユーザー

この機体のシルエットは美しいのですけどね。

2012年
10月11日
20:57

6: U96

>フロッガーさん
ダイムラーベンツDB601はプロペラ軸が下の方にあるので、機首が垂れ下がっているように見えます…