空母隼鷹の昭和17年10月26日の搭乗員用飛行増加食
「おはぎ」
[兵食]1人分
・もち米160g
・米80g
・小豆(水煮)80g
・砂糖40g
・きな粉20g
・塩
一、もち米、白米を硬めに炊き、これをすりこぎなどでついておもちにする。多少粒が残っていてもかまわない。
二、小豆の水煮に砂糖と塩少々を入れ、水分が飛ぶまで煮てあんこにする。砂糖入りの水煮の場合は砂糖は不要。
三、きな粉と砂糖適宜、塩少々を混ぜ合わせる。
四、一を三~五等分して丸め、二と三でそれぞれくるむ。
…ポイントとして、レシピ通りだとかなり甘いので、砂糖は味を見ながら入れると良いでしょう。市販のあんを使うと簡単です。
「飛行増加食」とは、パイロットに支給される「おやつ」です。搭乗員は6時間などの長時間操縦がひんぱんにあったので、食事とは別におやつが支給されました。
ちなみにこの日は南太平洋海戦が行われました。
コメント
07月06日
07:22
1: 退会済ユーザー
戦場の空の上でおはぎ・・・
緊張やら興奮やら恐怖やらでゆっくりは味わえなかったかも・・・
07月06日
12:57
2: 退会済ユーザー
どうもー
その過酷な環境下では
砂糖40gでやっと甘いと感じたりなんでしょうかね
相当多いですよね…40g…
07月06日
19:01
3: U96
>倶利伽羅いちろうさん
飛行時間が長いので、緊張をほぐすのに良かったのではないでしょうか…
07月06日
19:04
4: U96
>アニメの人さん
どうもー
多いですね。40g!
砂糖が貴重だったので、ここ一番の時に重用されたのではないかと思います。
07月06日
19:11
5: 退会済ユーザー
パイロットのおやつに、おはぎってのは、初めて知りました。やはり艦上機のパイロットって、相当激務だったんだろうなとか思いますな。
07月06日
19:27
6: U96
>さかぐちさん
零戦は滞空時間6時間を仕様として作られました。
きっと激務だったろうと思います。
07月06日
20:36
7: たかたか
車でも6時間運転は辛いですもんね。
任務中の、数少ないお楽しみの時間だったんでしょうか。
07月06日
21:07
8: U96
>たかたかさん
砂糖が貴重だったので、任務中の数少ないお楽しみだったろうと思います。
07月06日
21:19
9: CDW
前の日記でも思ったんですが、貴重品の砂糖がふんだんに使われてますよね。。ひいばあちゃんから聞いた話だと甘味が全然なかったような感じだったので、結構意外でした。。
07月06日
21:24
10: U96
>CDWさん
軍人の特権ですね♪
07月08日
06:21
11: ヤスト
昔見た戦争映画で作戦途中に
艦上で「ぼた餅(おはぎ)」を食べているシーンが
ありました。
個人的に「おはぎ」は粒の残った
「はんごろし」が好きです。
07月08日
06:57
12: U96
>ヤストさん
どうやら食べる時期によって名称が違うようですね。
私も粒の残ったのが好きです。