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U96さんの日記

(Web全体に公開)

2015年
04月20日
19:16

潜水艦 当直

 潜水艦乗組員は航海中は、交代で当直します。潜水艦では航海当直と言わず哨戒直と言います。行動自体がパトロールと考えられているからです。ついでながら真珠湾の米海軍潜水艦慰霊碑には「未だ哨戒中」と刻んでいます。

 当直の責任者は当直士官ではなく哨戒長と呼ばれております。潜水艦で当直がないのは艦長と副長のみです。その代わり、艦長が寝ている間は副長が発令所に詰めています。

 6時間の当直後は12時間非番ですが、自由に寝ていられるわけではありません。昼間は訓練があるし、厳しい演習では非番のときにも総員配置がかかることがあります。余裕のある航海では、18時から6時まではゆっくり過ごせます。もっとも、交代はすぐできるわけではありません。哨戒長や哨戒長付は、事前に状況を把握するため、15分から30分前には発令所に行きます。交代後も次直の仕事が軌道に乗るまで残って様子をみます。

 そのため、30分から1時間程度は犠牲になります。
 哨戒長を監督する艦長や副長がそのロスを緩和してくれれば、哨戒長たちは、楽ができます。

コメント

2015年
04月20日
19:34

1: 退会済ユーザー

月月火水木金金を軽く凌駕していますな・・・

2015年
04月20日
19:41

2: U96

>倶利伽羅いちろうさん
18時間で予定を組むので、当直の時間帯はしだいにずれていくのですね。

2015年
04月21日
17:30

3: RSC

水兵たちのまとめ役の士官がいると聞きましたが、どの役職でしょう?

2015年
04月21日
19:05

4: U96

>RSCさん
准海尉ではないかと思います。