ドイツの科学力が世界一らしいので、私が凄いと思ったドイツの珍妙兵器について書いてみます。
1つ目はラーテ。これは重量約1,000トン、全長35m、全幅14m、高さ11mという戦車。戦車砲は、通常は軍艦に搭載する280mm2連装。装甲は驚きの360mm。この戦車はティーガー1の実戦での問題点がラーテと一致する箇所があったため、軍需大臣により計画中止となった。
2つ目はモンスター。名前の通り、これは重量1500トン、全長42m、全幅18m、高さ7mという戦車。戦車砲は驚きの800mm(AK-47と同じくらい)。装甲は250mm。この戦車は鈍重かつ大サイズのため、走行可能な場所が制限されるだけでなく、他の戦車の生産力に影響を及ぼすことなどから、これも軍需大臣により計画中止となった。
3つ目はトリープフリューゲル。これは回転翼にパブスト型ラムジェットエンジンを下向きに搭載し、ラムジェットエンジンの推力により回転して離陸時にヘリコプターのように垂直離昇する予定だったが、推進力の多くを揚力に充てる必要があるため、機体軸線を水平にして高度を維持することはできないことになるし、そもそもエンジンの実用化が出来なかった。
このことから何が言いたいかというと、ドイツの科学力ではなく発想力が独特なのだ。独越だけにね。(このオチが言いたくてここまで書いた)
コメント
04月09日
15:12
1: U96
私はブロームウントフォスBV141偵察機が20機ほどしかつくられなかったのが残念です。
04月10日
04:31
2: ソヴィエトの巫女
>>1
これを見た時は複座なのかと思った。