ソヴィエトの旅客機、イリューシン62のプラモデルがICMから販売されたので、買いました。
私が初めてヨーロッパを旅行したときの乗機です。イギリスのVC-10に似てT字型の尾翼に、水平尾翼があるはずの箇所に4発のエンジンを取り付けています。
文献によると、この形態が高温で空気の薄い空港での離陸に強いとの事です。
私は主翼付近に座っていたのですが、主翼に何かネジが切ってあるなと思っていたら、回転しながら何かが移動し、フラップがグッと下がりました。
なんと旧式な!と思いましたが、設計の失敗の許されない社会主義圏です。信用されている古い技術が優先的に採用されるのかもしれません。
つまらない話ですが、モスクワのシェレメチボ空港でトランジットホテルの鍵を返し忘れ、カラシニコフを下げた警備員さんに返却を頼んだ事は内緒にしておいて下さい。
コメント
03月29日
22:50
1: ソヴィエトの巫女
1992.1.5だけど塗装はUSSR
03月30日
00:25
2: あおねこ
たしかにこのエンジンの位置は独創的というか
そういう意味があったのか
勉強になります!
03月30日
10:06
3: U96
>ソヴィエト・ロシアの霊夢さん
アエロフロートらしい話ですね。
03月30日
10:08
4: U96
>あおねこさん
主翼が空力学的に邪魔なものがないという利点もありますね。
03月31日
19:48
5: ソヴィエトの巫女
>>2
そもそも昔からソ連は独創的ですよね。
IS-3とかの装甲は傾斜が凄まじいことになってますし。
まあ、昼飯だったら垂直装甲になっちゃうのですが。
03月31日
21:45
6: U96
>ソヴィエト・ロシアの霊夢さん
昼飯の方位に向けろですか・・・ティーガー・フィーベルで読みました。それにしてもツマンスキー設計局はまだ健在なのでしょうか?
03月31日
22:41
7: ソヴィエトの巫女
最近はリューリカ・サトゥールン、クリーモフ、アヴィアドヴィガーテリ、クズネツォフですね
04月01日
05:57
8: U96
>ソヴィエト・ロシアの霊夢さん
ありがとうございます。ミヤシチェフ設計局はもう飛行機の設計をしていないのでしょうか?
04月01日
10:59
9: ソヴィエトの巫女
>>8
ミャシッシェフ設計局は宇宙開発と民間機設計をしているようです。
04月01日
14:51
10: U96
>ソヴィエト・ロシアの霊夢さん
ありがとうございます。ではもうバイソン爆撃機は作っていないのですね。
04月01日
20:30
11: 咲村珠樹
リアエンジン4発のビッカースVC-10に似てるのは当然で、これはKGBがVC-10の設計図を盗み出して、作られた飛行機なんですよね……。
冷戦が終結し、ソ連が崩壊したことで明らかになったのでした。
04月01日
20:53
12: U96
>咲村珠樹さん
なんとKGBが絡んでいたのですか!
それは初めて知りました。
情報サンクスです。
04月04日
01:24
13: ソヴィエトの巫女
>>10
M-4はもう退役済みです。
04月04日
08:58
14: U96
>ソヴィエト・ロシアの霊夢さん
ありがとうございます。水素で飛ぶバイソンなんか試作して航空ショーで発表してなかったでしょうか?
04月06日
07:05
15: ソヴィエトの巫女
>>14
それはちょっと分からないですね。
原子力飛行機を作ったら乗組員が数年のうちに死んだってのはありますが。
04月06日
14:53
16: U96
>ソヴィエト・ロシアの霊夢さん
それはすみません。
それにしても原子力飛行機、あるのですね・・・