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U96さんの日記

(Web全体に公開)

2015年
02月11日
19:59

クイーンメリー号

 第二次対戦中、ドイツから賞金首になった船がありました。それはイギリスの客船クイーンメリー号(初代)でした。これほど活躍した商船はありません。大戦中、のべ76万5千人の将兵を乗せて大西洋を横断しました。
 1回の航海で夏季には1万5千人以上、冬季には1万2千から3千人を乗せることができました。
 1万5千人以上乗せると、兵員を一度に就寝させることができませんでした。半分ずつに分け、食事も1日2食。1食を6回に分け、食堂の効率化を図りました。
 チャーチル首相も米英首脳会談のおり、この船で大西洋を3往復しております。
 この船を撃沈すれば、一挙に1個師団相当を葬ることができます。さらにチャーチル以下政府首脳、および軍首脳を一度に葬るチャンスもあります。
 ヒトラーはクイーンメリー号を撃沈したUボート艦長に対して、鉄十字章と25万ドル相当の賞金、ドイツへの凱旋帰国の3つを約束しておりました。

コメント

2015年
02月11日
23:22

その第二次大戦中のRMSクイーン・メリー号を描いた映画です。


クイーン・メリーのライバルだったフランス・CGTのノルマンディー号は、アメリカに接収されてUSSラファイエットになったものの、ニューヨークで改装中に火災を起こして沈んだんですよね……。
米海軍の引き上げレポートです。


そういえば、RMSタイタニック号の姉妹船、ホワイトスターライン(現:キュナード)のRMSオリンピック号は逆に第一次大戦中、ドイツのU-103を体当たりで沈めたことがありましたっけね。
その解体に向けて最後の航海に出る姿を伝えるニュース映像(1935年・カラー)もついでに。

2015年
02月12日
14:46

2: U96

>咲村珠樹さん
参考になります。
興味深い映像ありがとうございました。

2015年
02月12日
17:48

色々な船が存在していたのですね。

2015年
02月12日
18:45

4: U96

>やまとしマンさん
説明が足らずすみません。大戦中、ドイツは商船破壊に海軍戦略を集中したのです。