『肉じゃが』（本資料では「甘煮」）
【材料】（4人分）
・牛肉・・・600g
・こんにゃく（糸こんにゃく）・・・320g
・じゃがいも・・・400g（4個）
・ごま油・・・8g
・砂糖・・・適量
・しょう油・・・適量
作り方
（準備）
①皮をむいたじゃがいもを4つ割り（３～４センチ角）に切り、水につけておく。
②玉ねぎは、皮をむき、1センチくらいのくし形に切る。
③こんにゃく（糸こんにゃく）は、十分に水切りをし、４～５センチに切る。
（調理）
①鍋を火にかけ、ごま油を入れる。
②３分後、適当に切った肉（小切りがおすすめ）を入れて炒める。
③７分後、砂糖を入れて炒め続ける（水分が出てくる）。
④10分後、しょう油を入れてさらに炒める。
⑤14分後、水切りしたこんにゃく、じゃがいもを入れ混ぜる。
⑥31分後、玉ねぎを入れる。
⑦34分後、できあがり。
注意
①しょう油を早く入れると、しょう油臭く、味を悪くすることがある。
②調理時間は合計35分と見積もれば十分。
出典：海軍経理学校『海軍厨業管理教科書』（昭和13年11月１日）の「副食品煮炊標準要領」より
コメント
07月15日
11:59
1: 白林檎 美和@普通
セーラーメイド服を着て，海軍料理を作るU96たんを，撮りたいかも…
http://www.wisecart.ne.jp/candyfruit/7.1/0824/
07月15日
13:39
2: 咲村珠樹
土井勝さんが「おかずのクッキング」で紹介した「水を使わない肉じゃが」は、これを基本にして改良したものですね。
艦船において真水は貴重なので、調理でも水の使用を抑えた独特のレシピになるのがよく解ります。
07月15日
13:53
3: U96
＞白林檎 美和@月東ヘ-43aさん
ほほう！こんなものがあるのですか？なかなかシックですね。ありがとうございます。似合うかな？
07月15日
13:57
4: U96
＞咲村珠樹さん
ごま油を使うところにびっくりでした。
確か艦船内に風呂はあるが、海水を沸かして入浴するのですよね。
07月15日
17:00
5: 咲村珠樹
基本的に海水風呂ですね。石けん、シャンプーが泡立ちません。トイレの水も海水です。
現代の軍艦や自衛艦は、どれも能力の大小はあれど真水を海水から作る装置（海水を真空沸騰させ、蒸留する）を持っているので、昔ほど厳しく真水制限されている訳ではない（ウォシュレットまである）のですが、やはり貴重品であることは変わりありません。
07月15日
17:08
6: U96
＞咲村珠樹さん
ありがとうございます。
確か第二次大戦中にドイツで海水で泡立つ石鹸を開発したのでしたが、皮膚に皮膜がつくと不評だったのですよね。
07月16日
10:57
7: ディジー＠「本好きの下剋上」応援中
彼女に作ってもらいたいような、もらいたくないような、微妙な料理のＮＯ．１ですw
07月16日
16:58
8: U96
＞ディジーさん
古いレシピですので、味は微妙かと思います。
海軍内で徐々に精錬されていくのですが・・・