Il-62Mの外形を変えず、中身だけ再設計するとは・・・
IL-62MKは最終型です。燃料搭載量も増え、エンジンも効率の良いものになっております。私は成田空港でアエロフロートのIL-62MKに乗ったことがあります。離陸後、急速に上昇するのが印象深かったです。主翼近くの席でしたが、何かネジを切っている所をなにかが回転しながら移動すると、フラップがグッと下がりました。なんて旧式なのだろうと思いました。ハンガリーへの直行便が無かったのでモスクワのシェレメチボ空港のトランジットホテルで一泊し、早朝、叩き起こされて、ツポレフTU-154に乗り変えましたもう足が延ばせない狭さでした。・・・ついでながら、空港でトランジットホテルの鍵をうっかり持ってきてしまったことに気づき、ウシャンカを被り、カラシニコフを持った警備員さんに返却してほしいと頼みました。怖かった・・・
コメント
11月10日
21:22
1: 咲村珠樹
上昇性の良さは、リアマウント方式のジェット機特有ですね。
B727(-100)やMD87なんかも「スポーツカーのよう」という飛行特性でグイグイ上がりました。
主翼周りに余計な部品(エンジンポッドとか)がない為に、揚力がスポイルされずにフルに性能を発揮できるせいでしょうか。
Tu-154というと新潟空港を思い浮かべてしまいます(^^;
11月10日
21:34
2: U96
>咲村珠樹さん
エンジンリアマウント、T字尾翼は高温で空気の薄い高地での発着を想定して決定されたそうです。イギリスのVC-10もこれは同じです。