U96
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ロシアの爆撃機
1: 咲村珠樹
1933年に初飛行したソ連の巨人爆撃機カリーニンK-7です。 28mの全長に対し、全幅はB-52と同じくらい(53m)、翼面積は454平方メートルと途方もないスケールです。 構造材は強度に難があったのか、軽いアルミ材ではなく、現代のスポーツ自転車などに使われるクロム・モリブデン鋼(要するに鉄)が使われました。 設計者のコンスタンティン・カリーニンは第一次大戦に参戦したパイロット。 爆弾も乗客も多く積めるように、とにかく大きい飛行機を……ということだったようですね。 ちなみに旅客機仕様の場合、乗客は分厚い主翼内に乗り込むようになっていました。 1933年11月に初飛行しますが、似たような巨人機(ツポレフANT-20マクシム・ゴーリキー)を制作していたツポレフの陰謀(?)により、作業員のサボタージュが起き、テスト飛行中に墜落事故を起こしてしまいます。 追加試作の予算が一旦下りるのですが、結局プロジェクトは中止となりました。 後に設計者のカリーニンは、スターリンによって粛清されてしまいます。 ツポレフのANT-20も戦闘機との衝突・墜落事故を起こしたりと、結局プロジェクトは中止に追い込まれます。……人を呪わば穴ふたつですね(^^;
2: U96
>咲村珠樹さん おお!詳細な解説感謝いたします…それにしても人を呪わば穴ふたつですね…
3: 龍の耳
露西亜のエクラノプランもいいよね
4: U96
>龍の耳さん いらっしゃいませ! 「カスピアン・シーモンスンスター」というタイトルでエクノプランネタも書きましたので、読んで頂けるとありがたく思います。
5: 龍の耳
時代がかわったなーって痛感するのは Tu-144LLがNASAのロゴマーク入りだったことかな
6: 龍の耳
7: U96
>龍の耳さん
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コメント
10月15日
21:58
1: 咲村珠樹
1933年に初飛行したソ連の巨人爆撃機カリーニンK-7です。
28mの全長に対し、全幅はB-52と同じくらい(53m)、翼面積は454平方メートルと途方もないスケールです。
構造材は強度に難があったのか、軽いアルミ材ではなく、現代のスポーツ自転車などに使われるクロム・モリブデン鋼(要するに鉄)が使われました。
設計者のコンスタンティン・カリーニンは第一次大戦に参戦したパイロット。
爆弾も乗客も多く積めるように、とにかく大きい飛行機を……ということだったようですね。
ちなみに旅客機仕様の場合、乗客は分厚い主翼内に乗り込むようになっていました。
1933年11月に初飛行しますが、似たような巨人機(ツポレフANT-20マクシム・ゴーリキー)を制作していたツポレフの陰謀(?)により、作業員のサボタージュが起き、テスト飛行中に墜落事故を起こしてしまいます。
追加試作の予算が一旦下りるのですが、結局プロジェクトは中止となりました。
後に設計者のカリーニンは、スターリンによって粛清されてしまいます。
ツポレフのANT-20も戦闘機との衝突・墜落事故を起こしたりと、結局プロジェクトは中止に追い込まれます。……人を呪わば穴ふたつですね(^^;
10月15日
22:05
2: U96
>咲村珠樹さん
おお!詳細な解説感謝いたします…それにしても人を呪わば穴ふたつですね…
11月01日
22:19
3: 龍の耳
露西亜のエクラノプランもいいよね
11月02日
06:33
4: U96
>龍の耳さん
いらっしゃいませ!
「カスピアン・シーモンスンスター」というタイトルでエクノプランネタも書きましたので、読んで頂けるとありがたく思います。
11月02日
23:42
5: 龍の耳
時代がかわったなーって痛感するのは
Tu-144LLがNASAのロゴマーク入りだったことかな
11月02日
23:42
6: 龍の耳
時代がかわったなーって痛感するのは
Tu-144LLがNASAのロゴマーク入りだったことかな
11月02日
23:55
7: U96
>龍の耳さん